2014年5月31日土曜日

4.衛星監視網を作ろう

前回までのあらすじ
はじめてカハークと遭遇した。はじめてゼノンが出現したけどアルゴン軍に粉砕されていた。
サルベージ作業の効率強化のために進化型衛星の設置に手を出す。
M5 Discoverer Explorerを買おうと思ったが買えなかった。

気付けばIRE2門しかなかった貧弱Busterも、サルベージ船から回収したものや、物々交換でCrを支払い手に入れた位相循環砲(PRG)を、メイン6門フル装備に。
そういう手を利用しないでいたら未だにIRE2門のままになっていたかな。
まあ敵は少ないから使うことはないだろうけどね。
Elena's Fortuneに衛星を設置した後、President's Endへ。衛星設置後にセクターマップを開くと、前回の日記に書いたカハークの軍団が駆除された痕跡があった。駆除作業の残骸としてカハークのScoutが3隻も宙に浮いていたのでありがたく全てサルベージ。いつもどおりに造船所へと回航させる。

カハークのScoutは他のM5に比べて売却額が高め?とりあえず何隻か売却し計120万Cr。
M5 DiscovererのS仕様が20万Crで、売却額は本体価格から8割か7割引いた額なので、Scoutは本来なら25~30万Crぐらいはするんだろうか。
一番高価なScoutは、他のScoutから装備を移動させたフル装備仕様。今後使用するかもしれない自動サルベージ用の船として、M5としての速さを利用するべく、このまま残しておくことにした。
Discovererが買えるならそっちでもいいんだけどね。
黙々と開拓済みのセクターに手作業で衛星を設置していき、開拓済みセクターの衛星設置は完了してしまった。新たに設置するために、未開拓セクターであるArgon Primeの北側にあるHerron's Nebulaへ行ってみよう。
とても危ない船が現れたので急いで逃げた。
カハークのClusterはただのM3ではない。実はScoutやFighterと言ったカハークの戦闘機の塊そのもので。
Cluster自体は兵器を持てないので無害だが、Clusterに近づく船があれば、突然分裂して集団で襲い掛かってくる。
1機のClusterにScoutが9~12機ぐらい合体しているので、不用意に近づくとすぐに蜂の巣だな…
前回書いたカハークの軍団は、恐らくClusterが分裂した後だったんだろう…
幸いClusterは兵器を積んでいないので、長射程高火力のミサイルがあれば、分裂前に無力化できる。
しかし一発で消し飛ばせないと、残存したScoutやらが分裂してこちらに向かってくる。厄介極まりない。
残念なことにBusterには高火力なミサイルを積んでいなかったので、どの道逃げるしかなかった。
Herron's Nebulaはセクターとしては広めだからか、半径100kmを監視できる進化型衛星でも4つは設置しないと全域をカバーできないようだ…
左上にも設置して全域をカバーできるようにおきたかったが、Clusterが怖いので素直に諦める。
その後もArgon Prime周辺の未開拓セクターへ赴いてはClusterやXenonに怯えつつ、衛星をぽんぽん設置していく。
見つけた放棄船をサルベージしては造船所へ。そして売却作業をしている時に気が付いた。
ランク満たしてるからM5 Discoverer Explorer買えるじゃん!
早速170万Crを支払いDiscoverer Explorer購入。そしてフルチューンをサクッと済ませる。お金に余裕があるっていいことね…
Discoverer Explorerに自機を追尾する用に命令し、すぐにやってきたのでBusterから乗り換える。
Bye-Bye-Buster。お前のことは忘れない。というわけでBusterはアルゴンの設備ドックに駐機させておくことに。
進化型衛星の手持ち在庫もちょうど無くなっていたので、Universal Best Buy/Sellを起動し、在庫を検索。どうやらテラコープHQとElena's Fortuneの前哨基地に在庫があるようだ。
とりあえず近場のHome of LightのテラコープHQから買うことに。4個しか在庫は無かったが、買えないよりはマシ。
Elena's Fortuneに到着すると、カハークのM6 Corvetteが浮いていた。アルゴン軍に仕留められたのか。
カハークはTMやM6になると単機で侵略してくるようになるので、戦闘機よりも絡まれにくくなる。
ただし、TMは戦闘機を艦載しているのが当たり前なので、見つけたらすぐ逃げたいところ。
肝心のサルベージについては、残念なことにTL、TM、M6以上の船はサルベージしたくても、いつもの35mまで近づいて主張(Claim)してサルベージするという手段が不可能。今回はサルベージを諦めることにする。
それらの放棄船をサルベージするにはマリーンというユニットを用いてBoarding、内部制圧による乗っ取りで運良くサルベージするしかないのだ…
初期にTL、TM、M6以上をサルベージするなら、人員輸送に特化したTPクラスの船をサルベージして、それにマリーンを限界まで乗せてから、放棄船を乗っ取ってみる手もあるけれども、マリーンも雇うにも、最低1万Crは掛かるので難しいところ。
前哨基地に到着し、進化型衛星10個を購入。これで積荷在庫は計14個。Herron's Nebulaのような広いセクターはあまり多くないから、すぐに在庫が切れることは無いだろう…

追加購入した進化型衛星を設置するために、未開拓セクターへ右往左往していると、ところどこにカハークの放棄船が。とりあえずサルベージじゃー!
上はカハークのM3 Fighterで、M5 Scoutにさらに三角錐のようなエンジンパーツが追加され、全体が三角錐のようになっている。
しかし、XRMで追加された同じM3のAdvanced Fighterのデザインは航空機のようになり別物に。進化するとはこういうことなのか。
Argon Prime周辺のアルゴンのセクター全てに衛星の設置完了!
とうとうアルゴンと友好関係のボロンのセクター、Kingdom Endへと飛び込んだ。
ボロンはイカやタコのような多腕の宇宙人で温厚で平和主義者に近い。彼らが作る艦船は、海から生まれ宇宙へ進出した出自からか、どれも生物的なデザインになっている。
なによりも緑なので目にも優しい。
Kingdom Endに衛星を設置後、Rolk's Drift、Queen's Space、Menelaus's Frontierの順にボロンセクター巡りをしつつ、衛星を設置してネットワークを拡大していく。
そうしているとまた進化型衛星の積荷在庫が尽きてしまった。運よくRolk's Fateにある前哨基地で3つ在庫を見つけたので購入する。そういえば、バニラだとボロンの思想の関係からか、マリーンは前哨基地では存在していなかったが、XRMでは雇用待ちが出るようになったんだなぁ。
マリーン自体を使うのはまだまだ先のお話だろうけど。
とりあえずArgon Prime周辺、未だに海賊セクターであるSplit Fireを除いて、進化型衛星による放棄船監視網が完成。
ずっと前に拾ったScoutにエンジンチューンを施し、特殊コマンドソフトウェアを積み込んで放棄船のサルベージ命令を出しておく。
これで自分が衛星監視網から離れていても自動サルベージで船がぽんぽん集まる。
難点はサルベージした船は修理されないことと、衛星監視網以外に、プレイヤーのスキャン範囲にいる放棄船もサルベージ対象としてしまうこと。つまり衛星監視網外まで飛んでいって撃墜される危険があるので、ある程度回収させたら停止命令を出そうと思う。
自動サルベージでプレイヤーのところまで向かってこないようにするならば、手動命令によるサルベージも出来るので、手間は掛かるけれどもそっちの活用も手かな。

サルベージである程度のお金は溜まったし、もうそろそろアルゴンセクター郡から離れて、太陽系へのアクセスもある西へ行きたいところ。

2014年5月30日金曜日

3.かはぁくとのそうぐう

前回のあらすじ
燃料代を払わなければ、貴方が所持している船は支払われるまで差し押さえになります。という文書が届いたので急いで金策した。
金策してなんとか燃料代を払ったので、再びサルベージ作業に戻ることにした。
そんなことしている間に海賊が五大種族にセクター奪われてた。


Argon PrimeからThe Wall経由でElena's Fortuneへ向かうことにし、だらだらと飛んでいると、President's Endで「偵察」という謎の船がいた。
この船が何なのかはテランの守護者の頃の記憶からすぐに思い出せた。最近すっかり息を潜めていたはずのカハークだ…
船自体がカハークそのものであるはずなのに、なぜか放棄されているのは、カハークとしての機能が死亡したんだろうか。
そういう難しいことはともかく、M5でM4であるBusterより大きい船体(カハークは虫型宇宙人らしいから正しくは外骨格か?)で偵察機扱い?どう見てもM4かM3ですよこれ!これでもM5枠だから最大速度600m/sとかなり高速。
とりあえずサルベージできるか試すと、あっさりと出来てしまったので修理する。
似たような敵種族であるゼノンの艦船は、なぜか人力運用が可能なようにコクピットやクルーデッキがしっかり設計されているらしいが、カハークも内部が似たような感じになっているのかな。

この前のように偵察をサルベージ、修理が完了したので、いつもの造船所へと「偵察」を向かわせておく。
Home of Light方面へ飛んでいった「偵察」をF3で眺めてみたが、排気の色がどんな艦船よりもまがまがしいなこれ。エンジンの音もやけに甲高くて不気味。
Elena's Fortuneに到着。放棄船漁りを始めるためにセクターマップを開くと、テラディのサルベージャー がTS Mistralを回航していた。
MistralはOTASと呼ばれるアルゴンの大企業が販売しているTSで、前回サルベージしたMercuryと同等の積載がありながらも、スピード&パワーなスピリット製TSよりも速い輸送船。もう少し早く来てればこちらがサルベージできたかなぁ…ぐぬぬぬ。
過ぎたことはしょうがない。海賊セクターに繋がるゲートの付近を調べることにしよう。
何隻か放棄船が見つかったので、サルベージ作業を黙々としていると突然ゼノンの戦闘機小隊が。
それもサルベージをして修理、回航させたばかりのM4 Scorpion Raiderにとても近い位置に。
やばいぜこりゃあ。と、思っていたら、Scorpionをスルーしてアルゴン軍と戦闘を始めるゼノン。全種族の敵にすら敵として認識されなかったのは喜ぶべきなんだろうか…。
この後、ゼノンの小隊は全機アルゴン軍によって海の藻屑になっていました。合唱。
その後は特に敵が出現することなく、Elena's Fortuneでサルベージできそうな船は全てサルベージし、いつもの造船所へと回航させた。残念なことに一番稼げるM3は1隻も転がっていなかった。
しばしの休憩の後、Home of LightのテラコープHQに行き、どこでもセーブが可能になるサルベージ保険を120個、36万Crを支払い購入。これがあれば、ステーションにドッキングせずともゲームのセーブができるようになって便利。
もうそろそろサルベージ船の捜索を楽にしようと思い、セクターの動向を監視できる進化型衛星の在庫を、Univasal Best Buy/Sellを起動して調べてみる。どうやらElena's Fortuneの前哨基地に在庫があるようだ。
進化型衛星調達のためにPresident's Endを通過中、カハークの群れが。カハークの使うレーザーは、五大種族でも戦艦しか装備できない即着弾レーザーを、戦闘機レベルですらフル装備している。
そんな危険な敵の群れに絡まれる前にとっとと逃げなければ、宇宙で穴あきチーズになって漂う末路が目に見えている。
こちらにターゲットが向く前にさっさと逃げてしまおう。
前哨基地に到着。進化型衛星の在庫は26ユニットあったが、残念ながら全て買うことは出来なかった。とりあえず15ユニット、約20万Crを支払い貨物室に積み込んだ。
上に航行用衛星というものがあるが、進化型衛星に比べてスキャンする範囲が狭いのでよほどお金がない限りは使わなさそう。
積み込んだ進化型衛星を展開する作業をしつつ、造船所に送り込んだ船を売却する。
前回売却した時と艦船の数は同じぐらいだけれども、売却総額は500万Crほどと、前回に比べて半分しか稼げなかった。
そういえばランク上がってるし船何か買えるかな、と思い、造船所の販売リストを見てみる。
何1つ買えなかった。XRMで追加されたM5のExplorerは半径100kmをスキャンできる軍用スキャナを内蔵しているので早くほしいんだけどなあ。
サルベージを頑張り続けるしかないな。

2014年5月29日木曜日

2.小遣い稼ぎ

サルベージが一段落しお茶を飲んでいたら燃料代を支払えと怒られた。
(恐らく次回の徴収までに、)燃料代を用意しておかないとこのままでは船が止められてしまう!
いきなり9000Crもの代金を要求してくるとはおのれ燃料業者。
とりあえずセクターに浮いているミサイルのコンテナを調べ一番高い物を集めることにしよう。
とは言え、Busterの積載量を考えるとせいぜい数本しか集められないかな。

浮いているコンテナの情報を片っ端から開き、調べて一番高かったものはディスラプターミサイルだった。
M5やM4相手にならば一撃必殺らしい高性能なミサイル。序盤から自衛装備として、小遣い稼ぎとしても最適そうだ。ヤキは勢力的に海賊のようなものなので、普通に調達するのが難しいのは惜しいなあ。
セクターに浮いていたものは全て回収できそうに無かったので、9本だけ回収。そして、兵器なら大体買い取ってくれるらしい前哨基地へと向かうことにした。

4212Cr*9本で37908Crで売却。最初の1000crと合わせて38908Crとちょっぴり資金が増えた。
序盤にどうしても放棄船が見つからない時はこれでちまちま稼ぐしかないのは大変だけれど。
Opration Costs用の資金は残しつつ、30000crをUniversal Bankingに開設したアカウントへ入金しておこう。残金8908Cr也。
一度Argon Primeへ帰還するために、President's Endへ向かうことにする。
休憩するためにPresident's Endのアルゴン自由交易ステーションにドッキングし、セーブ。
そのまま少し休憩していたら突然メッセージが飛んできたので確認する。どうやら、パラニド軍がDesecrated Skiesと呼ばれるセクターを占拠していた海賊を壊滅させ、セクターの管理権を得た様だ。
この後も、Gunne's Crusadeにまで進軍し、そこも確保していたが、戦力が疲弊していたのか、確保直後にボロンに奪われていた。ボロンは平和主義者のはずだったけど領地確保はしっかりやるんだなあ。
自分もいつか専用のセクターが欲しいなあと思いながら、自由交易ステーションから離脱し、再びArgon Primeへと向かう。
The wallの方向からArgon Primeには入ると、お金儲け大好きなテラディのサルベージ業者がちらほらと確認できた。
Salvage Commands & NPCsによって現れるようになった新業者で、放棄船を見つけると勝手にサルベージをしてくれるらしい。
しかし、彼らがサルベージした船がどうなるかは今まで見たこと無かったので、試しにTS Dolphin SFXLを飛ばしているサルベージャーをターゲットにしてF3キーを押して追跡してみた。

どうやら他のNPCと変わらず、普通に造船所にドッキングするようだ。造船所の着陸中のリストを見ると、五大種族所属の艦艇のリストに先ほどのDolphin SFXL、それに別のサルベージャーの船がドッキングしていた。
さっき追跡したDolphin SFXLはここで修理して、テラディ領のどこかに持ち帰るのだろうかと気になったので、そのまま眺めていたらリストから消えていた。どうやら造船所で売却してしまった様子。
さてさていい加減自分も造船所にドッキングしよう。
ドッキングし残金を確認すると、前回請求された燃料代8540Crがいつのまにか口座から引かれてた。残金368Crと初めより少なくなったので、サルベージした船から使えそうな装備類をBusterに回収して売ってしまおう。
造船所にドッキング後、サルベージしていたMedusa Vanguradを見たら、貴重品のドッキングコンピュータを搭載していた。やったねこれでドッキング作業が楽になるぞ。
戦闘コマンドソフトウェアMk2もランクが足りなくて変えない今ではうれしい装備だ。オートエイムが使えるようになるのと、Missile Defence Mosquito(MDM)を導入していればそれも使用できるようになり、戦闘時の生存力が大幅に増すのでありがたい。
積荷交換画面を出したら、Busterへドッキングコンピュータ等を移送し、次のサルベージした船の積荷を確認してまた移送する作業。サルベージし造船所に到着していた船は全部で9隻。

TS以外をぽいっぽいっと売却し、一気に約1300万Crの利益。うまい!
特にM3 MedusaとM3 BlastClaw、この2機は新型のM3なので高く売れるようだ。一方で同じM3であるBarracudaは、旧式のM3なので装備無しでは100万Crは超えないらしい。とは言え、高めに売れることには変わりは無いのでM3は優先的にサルベージしたいところ。
お金に余裕が出来たのでBusterのアップグレードをすることにした。とは言え、ランクの関係で性能強化とちょっとしたソフトウェアしか買えないけれども。
まず先に、交易システムを拡張するソフトウェアを約17000crで購入し装備する。これを搭載しておけば、造船所に回航した船を遠く離れたセクターにいても売却できるようになる。
さてさて、本体のアップグレードに掛かった金額は?
エンジンの出力強化を最終段階にするのに約90万Cr。
舵強化を最終段階にするのに約8万cr。
貨物室を最大まで拡張するのに約5万cr。
1MJシールドはペラペラな防御力なので、5MJシールドを3基購入で約6万Cr。
その他、ソフトウェア購入で計115万Cr消費。
うーむ、ソフトウェアよりも機体性能の強化にここまで投資するハメになるとは予想外だったな。
バニラのバランスだとエンジンの強化は数万Crで済んでいただけに尚更。

サルベージした船の売却にBusterのアップグレードも終えたので、1000万CrをUniversal Bankingの口座に入金しておく。
やることはやったし、お金稼ぐためにまたElena's Fortuneへ放棄船探しにいくかー。

2014年5月28日水曜日

1.サルベージ業、始めます

Argon Primeのど真ん中に放り出された自分。手持ちは1MJシールド1枚とインパルスレイエミッター(IRE)が2門しかないM4 Busterと1000Crのみ。前世の栄光を思い出しながら、今、旅が始まる。
とりあえずは前世の記憶を頼りに行動することにしよう。幸いにもどの種族からも敵とは認識されていないらしい。
目の前にいたアルゴンのパイロット学校のM3 Novaに電球のマークが付いていたので、通信して訓練を受けてみるかな。
通信してみたらふとっちょなおじさんが乗っていた。そんなことはともかく「訓練をしたい」とお願いしてみた。

大丈夫だし!前世ではM6 Spring Blossamに乗ってM7 Xenon Qとか沈めまくってたし! 訓練なんてちょちょいのちょいだし!
加速、減速、ターゲット選択、教官機への追従、ステーションへのドッキングアンドッキング、射撃訓練を2回と課程を終えて無事修了。
残りも飛んでいれば身に付くじゃなくてその場で教えて欲しかった。自分は前世で他の操作も覚えたから問題はないが…
それはそうと、パイロット学校から卒業したので本題のお金稼ぎ手段について考える。
今乗っているBusterの防御力はせいぜい1MJシールド1枚と非常に貧弱。比較的安全な方法でお金を稼ぐなら、Busterで適当に資源を購入し、高く買い取ってくれるところ売却して差額で稼ぐ、言わば貿易商になるぐらいだろうか。
しかし、Busterの積載量は現状120ユニットで対応しているカーゴサイズはMサイズが最大。Mサイズだと積載できる資源が、120ユニットしか積めないとなれば量が限られてくる。
稼ぎは出来るけれども、輸送の労力に対し稼ぎが合わないだろうなぁ。そして1000crでは買える資源が限られてくるので、この手段は素直に諦めよう。
そうなると危険な境界セクターに移動して、戦闘で発生したミサイルの入ったコンテナを回収、その後前哨基地で買い取ってもらうか、前世でも行っていた放棄船回収作業、つまりサルベージ作業からの造船所送りで売却に励むしかなさそうだ。どちらも拾うものが良ければ高価格で売却できるのでリスク以上の稼ぎは出るだろう。
サルベージ作業は回収した放棄船の状態が良ければ、ランク不足が原因で購入制限が掛かっている兵器やソフトウェアがタダで手に入る可能性がある。
ついでに船体の修復作業もしっかりしておけば、造船所で売却した時にM4クラスならば50万Cr前後、M3クラスなら100万Cr以上で売却できるはずなのでとてもおいしい。ついでにBusterからの乗り換え先も探したいところ。
よく考えればリスクはせいぜい敵性艦が運悪く出現してこっちを殺しにくる可能性があるという程度、やるしかない!
問題はサルベージを行うセクターをどこにするか。前世の記憶では放棄艦がある可能性が高いセクターはArgon Primeからちょっと離れたところにあった。もしXRMでもそのセクターの位置が変わっていなければ、と考えてとりあえず移動することに。
 というわけで、Argon Primeの南側のジャンプゲートを潜り抜け、Home of Lightへと移動した。少し赤く暗い宇宙にBusterの排気炎がくっきりと尾を引いている。綺麗だなあ。
目の前に見えるのはアルゴンの大企業「テラコープ」の本部(HQ)。テランの守護者だった時も、アルゴンのピースキーパーだった時も、ジャンプドライブや交易ソフトウェアMk3の購入先として大変お世話になった大企業だ。もっとも今のランクではそれらの購入権利は無いし、あったとしても数百万Crも払えないけどね。
とりあえずセーブポイントとして利用するために許可を貰ってドッキング。ここでキーバインド等を設定してセーブ。 そしてドッキングを解除。さらばテラコープHQ。
ステーションから離脱後、スロットルを一気に叩き込んでエンジン出力を全開に。舵を取りHome of Lightの東側へと向かおう。目指すは境界セクター、Elena's Fortune。
東側のジャンプゲートへと突入すると、ステーションや艦船の残骸だらけのセクターへと飛ばされた。
セクターマップを開くとどうやらここはPresident's Endというところらしい。
かつてカハークという五大種族の敵、エイリアンのような存在の大軍に襲撃されありとあらゆる物が破壊された悲劇のセクター。テランの守護者だった頃は残骸しかなかったセクターだったかな。
その頃に五大種族共同によるカハーク壊滅作戦「Opretion Final Fury」が実行されて、多大な犠牲を払いながらもなんとか成功したらしく、今ではKha'rkの襲撃はめっきり減っているらしい。
アルゴンピースキーパーの頃には、このセクターを復活させるためにステーションの再建設が始まっていたけれども、再建は開始されたばかりなのか、存在するステーションの数は未だ3つとあまり多くないね。
肝心の目的地への航路は、奥に見えるゲートがElena's Fortuneへと繋がるはず。
全速力(140m/s)でその方向に飛び続けていると艦載スキャナーが前方のゲートを捉えてくれた。
セクターマップで確認すると、このゲートはElena's Fortuneへと繋がっているようだ。放棄船があることを願いながらゲートへと突入だ。
 
やってきましたElena's Fortune。アルゴンのセクター郡から突出し、海賊が不法に占拠している2つのセクターにも接続されているセクター。海賊と、アルゴンにとっては実質敵であるパラニドがここを航行しようとすれば、たちまちアルゴン軍によって宇宙の藻屑とされてしまうセクターでもある。小惑星が多いセクターなので、注意しながら飛んでいないと自分も宇宙の藻屑になってしまうぞ。
まずはセクターマップを開き、戦闘で放棄された艦艇がスキャナー範囲内に表示されているか確認。ついでにステーションの所在も。
ある程度飛んでいるとどこの種族、企業にも所属していない船が艦船リストに表示された。どうやらアルゴン製のTSクラスのMercuryのようだ。リストから選んでTキーを押してターゲット対象に選択し、Mercuryへと機首を向け全速力で接近しにいく。

TSは輸送を主目的とするクラスで、Mercuryはアルゴンらしく、速度、積載量、シールド枚数が無難に設計されている。このロボットのような顔とメタリック感もアルゴンの大型船ではよくある特徴。
Mercury自体は造船所でも20万Crあれば買える安さなので、売却してもあまり高くは売れない。
だが貿易商船としては最適な船だし、売却せずにアルゴンプライムのどこかに係留しておくか。どの道序盤はランクが全然足りていないからお金があっても買えないしね。
さてさてHullを100%にするために修理作業を開始しよう。
 BusterでMercuryに30mぎりぎりまで近づいたので、Shift+Eキーで船から脱出して船外活動スタート。
流れ弾が飛んできたら即死確定だけれども、幸いにも敵性艦は周囲にはいないようだ。だが油断は出来ないので、できるだけ早く終わらせたい。
Mercuryを視界に捕らえたら35m以内にまで近づき、Mercuryを二度クリックし、メニューを出したら主張(Claim)コマンドをクリック、放棄艦を乗っ取るぞー。
アイコンカラーが青から緑に変わり、無事にMercuryを自分の管理下に置くことができた。
最初のサルベージ作業はこれで無事に終わり、やっと修理作業へと移行できる。ついでに積荷を確認してみたが、残念ながらいい物は積んでいなかった…
準備は完了したので、宇宙服に備え付けられている修理レーザーをMercuryの船体に向けて照射してみると、じわじわとMercuryのHullが回復していく。
レーザーを照射するだけで船体の損傷を修理してしまうとは一体どんな技術なんだろうか。Xユニバースにおいて一番謎な兵器な気がする。
XRM環境では宇宙飛行士状態でも、SETAというゲーム時間加速装置が使用できるので、左CtrlキーとJキーを同時押しっぱにしておけば、実時間では短い時間で船体を修理できるのでどんどん活用だ。
Mercuryの修理は10分も掛からず無事に終わった。危険な船外活動はいったんやめてBusterへ戻ろう。
Busterをターゲットに選択し、Shift+Eキーを押してBusterへと乗り込む。Mercuryから離れるためにスロットルをバックに入れておく。
目の前にいるMercuryをターゲットに選択、CキーでMercuryのコマンドコンソールを呼び出す。あとはナビゲーションをクリックして、ドッキング場所を指定するコマンドを選び、宇宙マップから適当なセクターを探して、そのセクター内のどのステーションに回航するか決定する。
Mercuryの回航先はスタート地点であるArgon primeの造船所にしておこう。
自動操縦でMercuryがArgon Primeの造船所に向けて動き出したを見届け、未探索のElena's Fortune東側まで飛んでみることにした。
どうやら海賊がアルゴン軍にぼこぼこにされたらしき後がたくさん!これは一気にお金が稼げるチャンスだ!
急いで現場へと飛んでいく。放置されているM3全部回収したら500万Crは確実かなあ。
とは言え実際のところはこの時はParanidのTS船、Demeterの大型貨物船型(SFXL)の方へと飛んでいた。お金稼ぎしてたはずなのに安い輸送船に飛んでいっていた。
Demeter SFXLもMercuryと同じ手順で修理していたが、大型なだけあって修理にちょっと時間が掛かる。すぐ近くには海賊セクターへと通じるゲートがあったのでいつ赤いマークのお船が出てくるか注意しながらと思っていたら、早速出てきたよ!うぅわ、やっばぁ!



アルゴン軍の方々が気付いてすぐさま殲滅作業をしてくれました。M6クラス複数に、おそらくこのレーザーの光は方向から見てM7クラスの砲撃かな。
アルゴン軍が海賊蹴散らしてくれてるし大丈夫だなと思い修理続行。修理が終わる頃には海賊もほぼ壊滅していた。警備任務お疲れ様です。
サルベージできそうな船はだいたいサルベージできたしArgon Primeに戻るかーと思っていたところに突然のメッセージ。
何かな何かなと開いてみると、
燃料代払わないならお前らの船運行停止させるからな!ってことなんだろうかこれ。
メッセージ主はおそらくOperating Cost MODかな?
手持ちの1000Crは徴収されていなかったあたり、徴収額以下だと徴収しないようだ。やさしいなー。
そんな暢気になっている場合ではなかった。運行停止させられたら困るので、とりあえず適当にミサイルなり売れるものを拾ってCrを増やさなくては!