2014年5月28日水曜日

1.サルベージ業、始めます

Argon Primeのど真ん中に放り出された自分。手持ちは1MJシールド1枚とインパルスレイエミッター(IRE)が2門しかないM4 Busterと1000Crのみ。前世の栄光を思い出しながら、今、旅が始まる。
とりあえずは前世の記憶を頼りに行動することにしよう。幸いにもどの種族からも敵とは認識されていないらしい。
目の前にいたアルゴンのパイロット学校のM3 Novaに電球のマークが付いていたので、通信して訓練を受けてみるかな。
通信してみたらふとっちょなおじさんが乗っていた。そんなことはともかく「訓練をしたい」とお願いしてみた。

大丈夫だし!前世ではM6 Spring Blossamに乗ってM7 Xenon Qとか沈めまくってたし! 訓練なんてちょちょいのちょいだし!
加速、減速、ターゲット選択、教官機への追従、ステーションへのドッキングアンドッキング、射撃訓練を2回と課程を終えて無事修了。
残りも飛んでいれば身に付くじゃなくてその場で教えて欲しかった。自分は前世で他の操作も覚えたから問題はないが…
それはそうと、パイロット学校から卒業したので本題のお金稼ぎ手段について考える。
今乗っているBusterの防御力はせいぜい1MJシールド1枚と非常に貧弱。比較的安全な方法でお金を稼ぐなら、Busterで適当に資源を購入し、高く買い取ってくれるところ売却して差額で稼ぐ、言わば貿易商になるぐらいだろうか。
しかし、Busterの積載量は現状120ユニットで対応しているカーゴサイズはMサイズが最大。Mサイズだと積載できる資源が、120ユニットしか積めないとなれば量が限られてくる。
稼ぎは出来るけれども、輸送の労力に対し稼ぎが合わないだろうなぁ。そして1000crでは買える資源が限られてくるので、この手段は素直に諦めよう。
そうなると危険な境界セクターに移動して、戦闘で発生したミサイルの入ったコンテナを回収、その後前哨基地で買い取ってもらうか、前世でも行っていた放棄船回収作業、つまりサルベージ作業からの造船所送りで売却に励むしかなさそうだ。どちらも拾うものが良ければ高価格で売却できるのでリスク以上の稼ぎは出るだろう。
サルベージ作業は回収した放棄船の状態が良ければ、ランク不足が原因で購入制限が掛かっている兵器やソフトウェアがタダで手に入る可能性がある。
ついでに船体の修復作業もしっかりしておけば、造船所で売却した時にM4クラスならば50万Cr前後、M3クラスなら100万Cr以上で売却できるはずなのでとてもおいしい。ついでにBusterからの乗り換え先も探したいところ。
よく考えればリスクはせいぜい敵性艦が運悪く出現してこっちを殺しにくる可能性があるという程度、やるしかない!
問題はサルベージを行うセクターをどこにするか。前世の記憶では放棄艦がある可能性が高いセクターはArgon Primeからちょっと離れたところにあった。もしXRMでもそのセクターの位置が変わっていなければ、と考えてとりあえず移動することに。
 というわけで、Argon Primeの南側のジャンプゲートを潜り抜け、Home of Lightへと移動した。少し赤く暗い宇宙にBusterの排気炎がくっきりと尾を引いている。綺麗だなあ。
目の前に見えるのはアルゴンの大企業「テラコープ」の本部(HQ)。テランの守護者だった時も、アルゴンのピースキーパーだった時も、ジャンプドライブや交易ソフトウェアMk3の購入先として大変お世話になった大企業だ。もっとも今のランクではそれらの購入権利は無いし、あったとしても数百万Crも払えないけどね。
とりあえずセーブポイントとして利用するために許可を貰ってドッキング。ここでキーバインド等を設定してセーブ。 そしてドッキングを解除。さらばテラコープHQ。
ステーションから離脱後、スロットルを一気に叩き込んでエンジン出力を全開に。舵を取りHome of Lightの東側へと向かおう。目指すは境界セクター、Elena's Fortune。
東側のジャンプゲートへと突入すると、ステーションや艦船の残骸だらけのセクターへと飛ばされた。
セクターマップを開くとどうやらここはPresident's Endというところらしい。
かつてカハークという五大種族の敵、エイリアンのような存在の大軍に襲撃されありとあらゆる物が破壊された悲劇のセクター。テランの守護者だった頃は残骸しかなかったセクターだったかな。
その頃に五大種族共同によるカハーク壊滅作戦「Opretion Final Fury」が実行されて、多大な犠牲を払いながらもなんとか成功したらしく、今ではKha'rkの襲撃はめっきり減っているらしい。
アルゴンピースキーパーの頃には、このセクターを復活させるためにステーションの再建設が始まっていたけれども、再建は開始されたばかりなのか、存在するステーションの数は未だ3つとあまり多くないね。
肝心の目的地への航路は、奥に見えるゲートがElena's Fortuneへと繋がるはず。
全速力(140m/s)でその方向に飛び続けていると艦載スキャナーが前方のゲートを捉えてくれた。
セクターマップで確認すると、このゲートはElena's Fortuneへと繋がっているようだ。放棄船があることを願いながらゲートへと突入だ。
 
やってきましたElena's Fortune。アルゴンのセクター郡から突出し、海賊が不法に占拠している2つのセクターにも接続されているセクター。海賊と、アルゴンにとっては実質敵であるパラニドがここを航行しようとすれば、たちまちアルゴン軍によって宇宙の藻屑とされてしまうセクターでもある。小惑星が多いセクターなので、注意しながら飛んでいないと自分も宇宙の藻屑になってしまうぞ。
まずはセクターマップを開き、戦闘で放棄された艦艇がスキャナー範囲内に表示されているか確認。ついでにステーションの所在も。
ある程度飛んでいるとどこの種族、企業にも所属していない船が艦船リストに表示された。どうやらアルゴン製のTSクラスのMercuryのようだ。リストから選んでTキーを押してターゲット対象に選択し、Mercuryへと機首を向け全速力で接近しにいく。

TSは輸送を主目的とするクラスで、Mercuryはアルゴンらしく、速度、積載量、シールド枚数が無難に設計されている。このロボットのような顔とメタリック感もアルゴンの大型船ではよくある特徴。
Mercury自体は造船所でも20万Crあれば買える安さなので、売却してもあまり高くは売れない。
だが貿易商船としては最適な船だし、売却せずにアルゴンプライムのどこかに係留しておくか。どの道序盤はランクが全然足りていないからお金があっても買えないしね。
さてさてHullを100%にするために修理作業を開始しよう。
 BusterでMercuryに30mぎりぎりまで近づいたので、Shift+Eキーで船から脱出して船外活動スタート。
流れ弾が飛んできたら即死確定だけれども、幸いにも敵性艦は周囲にはいないようだ。だが油断は出来ないので、できるだけ早く終わらせたい。
Mercuryを視界に捕らえたら35m以内にまで近づき、Mercuryを二度クリックし、メニューを出したら主張(Claim)コマンドをクリック、放棄艦を乗っ取るぞー。
アイコンカラーが青から緑に変わり、無事にMercuryを自分の管理下に置くことができた。
最初のサルベージ作業はこれで無事に終わり、やっと修理作業へと移行できる。ついでに積荷を確認してみたが、残念ながらいい物は積んでいなかった…
準備は完了したので、宇宙服に備え付けられている修理レーザーをMercuryの船体に向けて照射してみると、じわじわとMercuryのHullが回復していく。
レーザーを照射するだけで船体の損傷を修理してしまうとは一体どんな技術なんだろうか。Xユニバースにおいて一番謎な兵器な気がする。
XRM環境では宇宙飛行士状態でも、SETAというゲーム時間加速装置が使用できるので、左CtrlキーとJキーを同時押しっぱにしておけば、実時間では短い時間で船体を修理できるのでどんどん活用だ。
Mercuryの修理は10分も掛からず無事に終わった。危険な船外活動はいったんやめてBusterへ戻ろう。
Busterをターゲットに選択し、Shift+Eキーを押してBusterへと乗り込む。Mercuryから離れるためにスロットルをバックに入れておく。
目の前にいるMercuryをターゲットに選択、CキーでMercuryのコマンドコンソールを呼び出す。あとはナビゲーションをクリックして、ドッキング場所を指定するコマンドを選び、宇宙マップから適当なセクターを探して、そのセクター内のどのステーションに回航するか決定する。
Mercuryの回航先はスタート地点であるArgon primeの造船所にしておこう。
自動操縦でMercuryがArgon Primeの造船所に向けて動き出したを見届け、未探索のElena's Fortune東側まで飛んでみることにした。
どうやら海賊がアルゴン軍にぼこぼこにされたらしき後がたくさん!これは一気にお金が稼げるチャンスだ!
急いで現場へと飛んでいく。放置されているM3全部回収したら500万Crは確実かなあ。
とは言え実際のところはこの時はParanidのTS船、Demeterの大型貨物船型(SFXL)の方へと飛んでいた。お金稼ぎしてたはずなのに安い輸送船に飛んでいっていた。
Demeter SFXLもMercuryと同じ手順で修理していたが、大型なだけあって修理にちょっと時間が掛かる。すぐ近くには海賊セクターへと通じるゲートがあったのでいつ赤いマークのお船が出てくるか注意しながらと思っていたら、早速出てきたよ!うぅわ、やっばぁ!



アルゴン軍の方々が気付いてすぐさま殲滅作業をしてくれました。M6クラス複数に、おそらくこのレーザーの光は方向から見てM7クラスの砲撃かな。
アルゴン軍が海賊蹴散らしてくれてるし大丈夫だなと思い修理続行。修理が終わる頃には海賊もほぼ壊滅していた。警備任務お疲れ様です。
サルベージできそうな船はだいたいサルベージできたしArgon Primeに戻るかーと思っていたところに突然のメッセージ。
何かな何かなと開いてみると、
燃料代払わないならお前らの船運行停止させるからな!ってことなんだろうかこれ。
メッセージ主はおそらくOperating Cost MODかな?
手持ちの1000Crは徴収されていなかったあたり、徴収額以下だと徴収しないようだ。やさしいなー。
そんな暢気になっている場合ではなかった。運行停止させられたら困るので、とりあえず適当にミサイルなり売れるものを拾ってCrを増やさなくては!

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