2014年6月11日水曜日

9. うろうろする

前回までのあらすじ
Grand Exchangeに向かうことにした。
道中テランの艦隊が荒らしまわっていた。
Grand Exchangeに到着したらレーザー飛び交う乱戦状態だったので逃げた。
逃亡先のOmicron Lyraeに行ったらとんでもないものがあった。

このゼノン然とした船、大昔にテランが人類の新天地を開拓するために開発されたという、人類の希望を任された、自己進化型AIを積んでいるテラフォーミング用のCPU船、それがこのM1 CPU Ship。
テラフォーマー計画で大量に造船されたらしいが、大昔に起きた1連の大事件が原因で、今にまで禍根を残すこととなったゼノンを生み出してしまった。そのためとっくの昔に造船不可能なものにになっている。
確認されている正常なAIが管理しているCPU船は、#deca、#cafe、#effaの3隻のみで人類管理下にあるのは#decaだけ。
のはずなのだが…どういうわけかOmicron Lyraeに、もう造船されていないはずの船がいるという不思議。
一応、この船もクルーデッキはあるらしいのでテラン軍は手動運用しているのかな。
しかし、こんな超大型艦、それも製造不可能なものを何らかの手段で完全コピーして、再造船するとは、テランは極悪非道の悪の組織か何かか。
画面の一番奥にいるにもかかわらず、その円筒の船型は、手前にいるテラン軍のM2やM7より全体が大きいというでかさ。
テランのM2 Osakaは全長約1.5kmとM2クラスでも中々にでかいのだが、M1 CPU Shipはそれよりも直径があるはず。5kmくらいはあるのかなありゃ。
しかし、あんなもの眺めていても何か起きるわけでもないしと、Omicron Lyraeの北側ゲートからCircle of Laborへと移動して、Heritec's End、Asteroid Beltへとかっとんでみたものの特に面白いことは起きていなかった。残念。

さすがにもうそろそろGrand Exchangeの紛争も終わっているだろうと、Merchant Haven方面からジャンプドライブで移動。
しかし紛争終結は見えそうになく、それどころかM2 Xenon Kまで加勢しているという有様。
テラディには、利益にならないとはいえ、もう少し兵器開発に力を入れてほしい。
結局、そのままだらだらとPTNI HQへ戻ることにした。道中飛んでれば大型艦が放棄されているかもしれない。

うん。結局なかったんだ。徒労と言われてもしょうがない。その代わりScale Plate Greenで大海戦を観戦できた。
さっき見かけたCPU shipを含むテランの侵攻艦隊と、テラディの侵攻艦隊が激突しているという不思議な状況。
どちらの侵攻艦隊もXenon Sector 347にでも攻め込むつもりだったんだろうか。もしそうなら一緒に攻め込めばいいのに、何でこんな険悪なんだか。どちらもゼノンの殲滅ではなくセクターの占領も考えているなら、共同侵攻は仲が良くてもできないか。
テラン軍、テラディ軍、共にほぼ同数、参戦艦数戦闘機も含め約110隻。ここまで大規模な艦隊戦はX3TCAPとプレイし続けてはじめて見る規模だ…
テラン軍のフュージョンビーム砲の青白い光線がテラディ軍を追い詰めていく。CPU Shipのその巨体が旋回するや、纏わりついていたテラディ軍の戦闘機を押しつぶしていった。
このままではまずいと気付いたのか、テラディ軍はCPU Shipを集中攻撃し始めた。接近しつつ砲撃してくるテラディ軍の大型艦に、CPU Shipはフュージョンビーム砲で集中攻撃するが、そんなものは効かぬと言わんばかりにテラディ軍は猛攻を続ける。2G*7基という重厚なエネルギーシールドはどんどん削れていき、やがてシールドエネルギーが切れ、その巨大な船体がむき出しになった。
 シールドが切れた後は、テラディ軍にとって格好の獲物だった。その巨大さ故に超低速なCPU Shipは回避行動に移ることも出来ず、テラディ軍の集中砲火を浴びて、船体が容赦なく壊れていき、とうとう宇宙の藻屑と化した。
旗艦が撃沈されたからか、残存していたテラン軍の艦隊は、即座にジャンプドライブを起動し、戦場から逃亡していった。
ちょっとだけ見直したぞテラディ軍。

Scale Plate Greenの戦いを観戦し終え、PTNI HQへと進入するとまさかのM7が放棄されていた。
テラディのこのM7 Geochenは、どうやらテラディの新型のM7らしい。
運用したいのは山々だが、色々旅することを考えると、実の所はM6の方が便利なんだよなあ。
運用するかはともかく、どの道お金にはなるのでサルベージし、造船所へ回航させる。

今度こそ更に東へ進めために三度目のGrand Exchange。さすがにゼノンの艦隊は撤退したのか戦闘機ぐらいしかいなかった。大型の放棄船はない様子。あんだけドンパチしてて1隻もないのはなんかなあ。
とりあえず更に東にある、テラディ領のTears of Greedへ飛んでみよう。

もうテラディくんはGrand Exchangeの警備どっかに代行してもらうべき。
入るや視界にゼノンの大型艦が積んでいる赤いレーザーが一点に収束しているのが見えた。恐らくあの爆発は戦闘機を撃墜したのだろう。
更に、そこにカハークのM6 Advanced Corvetteまでいるという、またしても三つ巴の戦場。
テラディのM7が2隻も放棄されていたが、こんな状況で到底回収できるわけがなく、諦めて攻撃されないように迂回してS側のゲートを通過することにした。

Tears of Greedの奥地をすいすいと進んでいると、とうとう東側に出てしまった。
Ocracoke's Stormは確か宇宙ヤクザのヤキのセクターだったはずなのだが…どうやらヤキ死すべしで有名なパラニドが制圧してしまったらしい。
ヤキは序盤から友好度が悪化してなければ、金さえあればだいたいの船は売ってくれる、テラディより優しいグループなのだが、あいにく、サルベージ用に使えそうな船はなかったので、そのまま北進していく。

アルゴン連邦よ!私は帰ってきた!

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